1. 結成背景とメンバー
アット・ザ・ドライヴイン(At the Drive-In、略称ATDI)は、1994年にアメリカ合衆国テキサス州エルパソで結成されたポスト・ハードコアバンドです。バンド名は、ポイズンの曲「トーク・ダーティ・トゥ・ミー」の歌詞から取られています。結成当初のメンバーは、ジム・ワード(ギター/コーラス/キーボード/ボーカル)、セドリック・ビクスラー(ボーカル/マラカス/鍵盤ハーモニカ)、ジャレット、キーニー、バーニーでした。その後、1996年にオマー・ロドリゲス(ギター/コーラス/ベース)が加入し、1997年にはトニー・ハジャー(ドラムス)とポール・ヒノジョス(ベース)が加わり、バンドのラインナップが固まりました。2016年にはジムが脱退し、スパルタからキーリー・デイビス(ギター/コーラス)が加入しました。
2. 音楽スタイルと特徴
アット・ザ・ドライヴインは、ポスト・ハードコアにカテゴライズされることが多く、その音楽スタイルはエネルギッシュで情熱的なパフォーマンスが特徴です。彼らの楽曲は、複雑なリズムと激しいギターリフ、そしてセドリック・ビクスラーの力強いボーカルが融合し、聴く者を圧倒します。また、彼らの音楽にはエモの要素も含まれており、感情的な歌詞とメロディが印象的です。
3. 代表作とディスコグラフィー
アット・ザ・ドライヴインの代表作としては、2000年にリリースされたメジャーデビューアルバム『リレーションシップ・オブ・コマンド(Relationship Of Command)』が挙げられます。このアルバムは、リンプ・ビズキットやスリップノットなどを手掛けたプロデューサーのロス・ロビンソンがサポートし、イギー・ポップがゲスト参加したことで注目を集めました。特にシングル「ワン・アームド・シザー(One Armed Scissor)」は大きな人気を博しました。他のアルバムには、『アクロバティック・テナメント(Acrobatic Tenement)』(1997年)、『イン・カジノ・アウト(In/Casino/Out)』(1998年)、『インターアリア(In•ter a•li•a)』(2017年)などがあります。
4. 他のバンドやシーンへの影響
アット・ザ・ドライヴインは、ポスト・ハードコアシーンにおいて重要な存在であり、多くのバンドに影響を与えました。彼らのエネルギッシュなライブパフォーマンスと独自の音楽スタイルは、後続のバンドに大きなインスピレーションを与え、ジャンルの発展に寄与しました。
5. 解散または再結成の有無
バンドは2001年に「メンバー間の音楽性の違い」から無期限活動休止を発表し、事実上の解散となりました。しかし、2011年に再結成を発表し、2012年にはフジロックフェスティバルに出演しました。2016年には再び再結成し、ニューアルバム『インターアリア』をリリースしましたが、2018年11月に再び活動休止を宣言しました。
6. 現在の評価と伝説
アット・ザ・ドライヴインは、ポスト・ハードコアの伝説的なバンドとして現在も高く評価されています。特に『リレーションシップ・オブ・コマンド』は、ジャンルのマイルストーンとされ、多くの音楽ファンや批評家から称賛を受けています。彼らの音楽は、今もなお新しい世代のリスナーに影響を与え続けています。
7. まとめ
アット・ザ・ドライヴインは、その独自の音楽スタイルと情熱的なパフォーマンスで、ポスト・ハードコアシーンにおいて重要な役割を果たしました。彼らの音楽は、解散後も多くのファンに愛され続け、再結成を経て新たな作品を生み出しました。現在もなお、彼らの影響力は色褪せることなく、音楽界における伝説的な存在として語り継がれています。
参照情報
en.wikipedia.org / ja.wikipedia.org
基本情報
| 結成 | 1993 |
|---|---|
| 解散 | 2018 |
| 出身地 | エル・パソ |
| ジャンル | ポスト・ハードコア / エモ |
| レーベル | フィアレス・レコード / ライズ・レコード |
| メンバー | セドリック・ビクスラー=ザヴァラ / ジム・ワード / オマー・ロドリゲス=ロペス / トニー・ハジャー / ポール・ヒノジョス |
出典: Wikidata / MusicBrainz
ディスコグラフィ
| 年 | 種別 | タイトル |
|---|---|---|
| 1994 | EP | Hell Paso |
| 1995 | EP | ¡Alfaro Vive, Carajo! |
| 1996 | Album | Acrobatic Tenement |
| 1997 | EP | El Gran Orgo |
| 1998 | Album | In/Casino/Out |
| 1999 | EP | Vaya |
| 2000 | EP | At the Drive‐In & Sunshine |
| 2000 | Album | Relationship of Command |
| 2017 | EP | Diamanté |
| 2017 | Album | in·ter a·li·a |
| 2000 | Live | 2000-07-28: KXLU Radio, Los Angeles, CA, USA |
| 2001 | Live | Live in Tokyo, Japan, January 18, 2001 |
| 2005 | Compilation | This Station Is Non‐Operational |
| Live | 1999-08-11: Louisville, KY, USA | |
| Live | 1999-08-22: RKCNDY, Seattle, WA, USA |
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| 年 | 種別 | タイトル |
|---|---|---|
| Live | 2000-01-23: The Metro Theatre, Sydney, Australia | |
| Live | 2000-03-16: Flamingo's Lounge, Austin, TX, USA | |
| Live | 2000-05-03: Emo's, Austin, TX, USA | |
| Live | 2000-11-14: The Showbox, Seattle, WA, USA | |
| Live | 2000-12-07: The Electric Ballroom, London, UK | |
| Live | 2001-01-18: On Air East, Tokyo, Japan | |
| Live | 2001-01-29: Triple J Studio 227, Sydney, Australia | |
| Live | 2001-01-29: Triple J Studios, Sydney, Australia | |
| Live | 2001-02-02: Astoria Theatre, London, England | |
| Live | 2001-02-04: The Trabendo, Paris, France | |
| Live | 2012-04-15: Coachella Festival, Indio, CA, USA | |
| Live | 2012-07-12: FIB Festival, Valencia, Spain | |
| Live | 2012-07-27: Splendour in the Grass Festival, Byron Bay, Australia | |
| Live | 2012-08-05: Lollapalooza Festival, Chicago, IL, USA | |
| Live | 2017-08-11: BBC Radio 1 Session, Maida Vale Studios, London, England | |
| Live | 2017-08-26: Reading Festival, Reading, England | |
| Live | 2018-07-05: Rock Werchter Festival, Werchter, Belgium |

